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院長からの挨拶

篠塚嘉昭

健口けんこう」から作る
全身の「健康けんこう」を目指して

当たり前の幸せをいつまでも

幸せの基準は人それぞれ異なりますが、健康面では、失って初めてその「当たり前」が「幸せ」だったと気付くことが多くあります。

口は栄養摂取のための入口だけでなく、豊かで幸せな人生を送るために大きな役割を果たします。

食卓を囲む家族

大切なご家族や友人と同じものを「美味しく食べる」。素敵な「笑顔」で楽しく「会話をして」充実した日々を過ごしてほしい。そんな幸せを全ての患者さんに、「当たり前」に一生涯守り続けてほしいと思っております。

そのために、当院では、全身の健康をお口から作り・維持するための予防歯科を啓蒙し続けていきます。

治療から予防へ

篠塚歯科医院は、先代院長が1950年に開業し、地域の皆様に支えられ70年以上が経過しました。地域密着歯科として浅草・本所吾妻橋周辺の地元の方々からの信頼を大切に、口腔の健康増進に今後も貢献していきます。

当院が、一番力を入れている診療科目は「予防歯科」です。

しかし、当院も最初から予防歯科に注力していたわけではありませんでした。

私も、歯医者になってから暫くの期間は、切削治療を主体とした一般的な歯科診療を続けていました。勿論、その中でも少しでも多くの歯を残すために、先代からの教えである丁寧な診療を心がけておりました。

しかし、先代からの引継ぎやホームドクターとして、患者さんのお口を長期間に診続けている中で、歯周病・虫歯治療などを繰り返し、徐々に加齢と共に歯の状態が悪くなる患者さんに多く直面します。

入れ歯

「これって本当に患者さんのためになっているのかな?」と。

切削治療を主体とした、診療の日々に疑問を持ち始めました。

一般的な虫歯治療は、虫歯になったという「結果」に対するアプローチです。

そして虫歯は、偶然にできることはありません。必ず虫歯になってしまう「原因」があり、その「原因」は日常生活の中に隠れている場合が多いです。歯周病も含めて、生活習慣病の側面を強く持っています。

その「原因」が取り除けない限り、残念ですが虫歯・歯周病は繰り返し・悪化します。

なので「どう削って治すか」ではなく、「どうやったら削らずに済むか」の予防の視点がすごく大切だと気付きました。

しかし、口頭で多少予防歯科について伝えただけでは、患者さんの行動変容に繋がることは少なかったです。

そのため、医院の診療システムを大きく変える必要があり、改装なども重ねて現在の予防歯科を軸とした歯科医院を作りました。

予防歯科は「原因」を取り除くためのアプローチです。患者さんに自身のお口の状態に興味を持ってもらい、口腔の健康を守るために必要な知識を提供する。

そして、それを長期的に実践するためのサポートを行う。これが予防歯科医の役割だと考えています。

患者さんによって生活環境はそれぞれ異なります、一人一人に合った予防歯科をできるところからスタートしていきましょう。

お口周りのことで、気になる点やお悩みがあればいつでもご相談下さい。

篠塚歯科医院 院長 篠塚嘉昭

歯学博士

神奈川歯科大学非常勤講師

日本歯科保存学会会員

Club22理事

日本MEAW矯正学会会員

厚生労働省・臨床研修指導医

東京都本所歯科医師会会員・警察歯科委員長

公衆衛生・地域医療委員